挨拶はコミュニケーションの第一歩です。患者様には挨拶するのに、スタッフには挨拶しないという人を見かけますが、最も信頼を失うあり方だと思います。挨拶は「相手を認める」ということ。あなたも挨拶をしても返してもらえなかったり、適当な返事をされてイラっとしたことはありませんか?挨拶が返ってこない時は、自分を承認されていない、蔑ろにされているという感覚に陥るので、イラッとするのです。それだけで相手のことを嫌いになってしまいます。逆に、いつも丁寧にご挨拶してくださる方には好意をもち、常識的でとても良い印象を受けるはずです。挨拶で人生は変わる、と言っても過言ではありません。実は、挨拶の「挨」には”心を開く”、「拶」には”相手に近づく”、という意味があります。つまり、自ら心を開いて、相手に近づくことなのです。気持ち良い挨拶ができる人たちばかりがいる組織は、活気があり、コミュニケーションが十分に行き届いているので業務効率も上がり、医療事故も少なくなります。挨拶の力は凄いです。組織マネージメントを考える時は、まず「挨拶すること」から取り組んでみることをお勧めいたします。
